シルムについて

[pe2-image src=”http://lh5.ggpht.com/-qF7XoBgtpIQ/TrvcEiMfvLI/AAAAAAAABkE/Zv1CVV0Ux1c/s144-c/DSC_5767.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/higashi.kujo.madang/19_web?authkey=Gv1sRgCPCq3vz54KDwGg#5673370126060076210″ caption=”DSC_5767.jpg” type=”image” alt=”DSC_5767.jpg” ]

【解 説】

古くから伝わる朝鮮の代表的な競技で、村のシルム大会はいつも”人山人海”をなし、熱気につつまれました。
旧正月や端午、百中(7月)などミョンチョル(名節)はいうまでもなく、農閑期に全国いたるところでシルム大会が催されました。高句麗古墳の壁画(6世紀頃)にシルムをしている絵が描かれているところを見ると、すでにそのころさかんに行われていたのでしょう。それが中国や日本に伝わり、中国では「高麗技」とよばれています。シルムは農閑期に農民たちが疲れをいやし、体力を鍛えるためのレクレーションなのです。

【遊び方】

シルムは、日本のすもうと違い、サッパ(木綿の帯のまわし)をつけた相手どうしが、右四つ、左四つにがっちり組んでから、審判の「シジャ」という合図で競技をはじめます。シコをふまないので、事前に各自準備運動をして出番をまちます。土俵はなく。直径7メートルほどの円内でとり、どちらかに土がつくまで争います。