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シルムについて

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【解 説】

古くから伝わる朝鮮の代表的な競技で、村のシルム大会はいつも”人山人海”をなし、熱気につつまれました。
旧正月や端午、百中(7月)などミョンチョル(名節)はいうまでもなく、農閑期に全国いたるところでシルム大会が催されました。高句麗古墳の壁画(6世紀頃)にシルムをしている絵が描かれているところを見ると、すでにそのころさかんに行われていたのでしょう。それが中国や日本に伝わり、中国では「高麗技」とよばれています。シルムは農閑期に農民たちが疲れをいやし、体力を鍛えるためのレクレーションなのです。

【遊び方】

シルムは、日本のすもうと違い、サッパ(木綿の帯のまわし)をつけた相手どうしが、右四つ、左四つにがっちり組んでから、審判の「シジャ」という合図で競技をはじめます。シコをふまないので、事前に各自準備運動をして出番をまちます。土俵はなく。直径7メートルほどの円内でとり、どちらかに土がつくまで争います。

マダン劇について

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マダンとは”ひろば”の意味です。村には必ず広場があって、李朝時代はそこで様々な風刺劇や仮面劇、農楽が行われていました。

時は移り、1970年代~80年代にかけて韓国の若者が民主化運動の中で、マダンで培われてきた伝統文化の風刺精神と芸能形式を再生しながらつくりあげてきた演劇形式がマダン劇です。

円形のマダンを中心にぐるっと観客が同じ平面で取り囲みながら観劇しますが、舞台演劇とは異なり、そこで演じられている内容は今を生きる観客にとって共感できる内容ばかりで、演者が観客をいじったり、観客がやじをとばしたり、渾然一体となって劇は進行していきます。

東九条マダンでは毎回30分程度のマダン劇を創作し上演し続けてきています。民話や東九条での日常的な庶民生活を題材として涙(?)と笑いの世界を毎年つくり出しています。民話にはよく、虎が出てきますが、東九条マダンには立派な虎が仲間の一員としていてくれており、民話劇のみならず、現代劇でも大活躍です。さて、今年の記念すべき第20回ではどんなお話が展開されることやら。みなさんお楽しみに!