マダン劇班’20

●マダン劇班の取り組み 
 
今年のマダン劇は、今の状況の中でも、じっとしていたくない、何かしたいというメンバーの声からはじまりました。
例年通りのマダンができないと決まったあと、みんなでリモートで話し合いをしました。マダンがなくて寂しいという気持ち、それでも久しぶりに見るメンバーの顔、特に子どもたちの顔をみて、みんなうれしくてほっとしました。
そしてマダン劇班では3つのことを決めました。
1. ソーシャルディスタンスを守り、かつ観客なしの動画マダン劇をやってみよう。
2. マスクの代わりにタル(仮面)をつけてのパフォーマンスをやってみよう。
3. メンバーへのインタビューを通して、東九条マダンのマダン劇を振り返ってみよう。
 
マダン劇は去年の脚本の一部を引き継いで今年版にしました。集まることもできず、リモートの読み合わせを2回しただけで、収録の日を迎えました。タルのパフォーマンスは「東九条マダンのうた」にのってダンスをしました。振り付け動画を各自が練習しただけで収録の日を迎えました。
 
本来マダン劇は、観客が取り囲んだマダンパンという何もない空間で、楽士の音と観客と作り出す呼吸、息づかいの中で演じるものです。(少なくともそのように演じようとがんばっています。)
そもそも観客のいない動画がマダン劇なのか、芝居もダンスも練習不足で自分たちの自己満足だけではないのか、など、収録後も考え続けていますが、2020年という今を、私たちなりに表現したと思います。撮影や編集はマダンの仲間が担当しています。すばらしいスタッフのおかげで、楽しい動画になりました。
インタビュー企画は、企画発案から実施まで、これからマダン劇を引っ張っていくであろうメンバー中心に進められました。ぜひご覧ください。

 

「2020動画 de サジャチュム の巻」

 


「東九条マダンのうた」

作詞:金一恵・崔炯仁
作曲:崔 炯仁
演奏:第1回東九条マダンwith インプルーデンス


 
●インタビュー
 
マダン劇に関わって5年目。毎年8月下旬になると、木曜日の夜に練習に集まってくる個性あふれるユニークな子供から大人たち。この人たちは、どんなふうにマダンと出会い,どんな心持で,マダン劇を創っているのだろう。楽しい時間を共有してきたけれど,じっくり聞いたことはない。「へぇぇ,そう考えるんだ。」「えっ,そんなこと思ってたの!」「うんうん,そこ大事だよね。」爆笑しながら,ときにそこにある「思い」にふれながらインタヴューした(された)時間でした。今回は,3人にしかできなかったけれど,他の人にもインタヴューした~~い!(あき)

 

「マダン劇班インタビュー あき」

 

「マダン劇班インタビュー ヨンスギ」

 

「マダン劇班インタビュー 菊池」

 




     

    いこか つくろか みんなのマダン